梅沢さん、こんにちは！
私はプロの俳優を目指している２９歳女性です。上京して今年で９年目、アルバイトをしながら芸能プロに所属して色々なレッスンやオーディションを受けてきました。

しかし、最近３０歳を目前にして夢に見切りをつけて普通の仕事に就こうか考えるようになりました。大変なのは私だけでないことは重々承知しています。他人様には「夢を諦めないでもう少し頑張ったら！」「俳優なんて慣れないよ！」「趣味でやった方がいいよ！」と言われたりもしました。

今でも迷い、悩んでいます。この先どうすればいいのでしょうか？アドバイスをお願いします。

＜音声は返答の一部をアップしています＞

すぅー、大変なんだよなー・・・
分かるよ、ほんっとに役者なんてのはねえ。売れなかったら食えねえしよぉ。梅沢さんもそんな時代があったなー、うーん。

で、じゃあ役者ってのはどういうことなんですかって言わしてもらうとさー、今のテレビ見てても、まぁ、お前さんも分かるだろうけど、なんだこのヘタクソな野郎だな！と思ったって売れてるしな、うん。

なに俳優かよコイツ！女優かよこの野郎！って、思ってる奴らでも売れてるからねぇ。

で、そのー、じゃあ売れりゃあいいのかって言葉がよくあんじゃん。でも、しょうがねえんじゃないの？売れなきゃ飯くえねえもんさー、なあ、うん。

ただみんなね、どっかで、テレビとかそういうとこ出たいって思ってるんだよな。でも大変だぞ、役者なんてほんっとに。だってねー、まあ、梅沢さんはそこそこの役もらえるからいいけども・・・
しぃー、まぁちょい役だよね・・・ほんとに、小道具より安いよ。信じられないと思うけど。

そんなもん１０本、２０本やったって食えない。悪いけど、これだけは言えるよ。２０本なんてないない、そんな売れっ子の通りすがりはないよ、うん。

でも、リスク背負ってそこに飛び込んだんだったら、もう頑張るしかないね、うん。いや、これはね、梅沢さんも当たり前のこと言うようで本当に申し訳ないけど・・・２つに１つだね、ほんとに。
頑張って続けるか・・・
それか、第二の人生をみつけるか・・・
だって、それしかないじゃねえか。自分自身だから。他人に左右されるためにあんた、プロの俳優目指したわけじゃねえだろ、うん。お前さんが決めたことなんだから、自分自身をしっっっかり持って・・・。

「プロの女優になるんだ！」

っていうんだったら、そりゃあ色んなことが沢山あるさ。そんなきれい事の通る世界じゃないからな、芸能界なんて言うのは・・・それでもプロの女優になりたいと思ったら頑張るしかない、うん。

ただ、今言ったように、プロの女優として、ご飯を食べられるッてのは大変だと思うよ。それだけは教えといてあげる、ほんとに・・・

だから、２つに１つだ。

頑張りな。