よろしくお願いします!
私は、子供の頃から生徒会長や学級委員もしてきて、成績もいつも上位でした。そのせいか、大人になっても何かとリーダーに抜擢されることが多く、後輩達からもいつも慕われます。
でも、そんな私を妬む人はいつも必ずいて、嫌な思いもたくさんしてきました。最近も、同じ課の先輩に、せっかく私が手がけた仕事も、まるで自分の手柄のようにされてしまいました。
最近気づいたのですが、どうも私は年上からは嫌われることが多いようで、いつもそこが邪魔をします。別にいいやと開き直ればそれまでですが、仕事をする以上、年上の先輩ともうまくやっていかないといけないので、何か年上の人とうまく付き合えるコツを教えていただければ幸いです。
うん、
チッ。まっ、
先輩後輩ってのがあるからね。
結局、お前さんは、きっとそのぉー、
学生の頃から生徒会長やったり、成績がいつも上位でしたぁ~って思うのが、ちょっと出てんじゃないの?うん。
で、それを見てると、なんかうるさい、まぁ、あー、お局さん?うん。先輩がきっと嫌うんだと思うんだよ。なっ。
あんだよ。劇団にもそういう話が。うん。
梅沢さんとこの劇団ってなぁ、1時間でも1分でも先に入った者が先輩だからね。
年が上だろうと下であろうと。芸能界ってなぁ、そういうもんなんだよ。
年が上だからって、年下の者が先にいて、年上が後から入ってきたら、年上の人が先輩になるかったら違うんだよ。
年下でも先輩なんだよ。
だからさっ。チッ。
「年上の人とうまく付き合えるコツを教えていただければ・・・」
って言うんだから、一個だけ教えてやるよ。なっ?
年上の人と上手くやるには、
年上の人を慕うんだよ。
お姉様を慕うんです。
何にするんでも、先輩、先輩、先輩って。ン?
そうすると年上ってのは気持ちよくなって、何でも教えてくれるんだよ。
「可愛いわね、あの子。」シーッ。
「ちょっと最近、可愛くなったわね。」
っつって、お前のことを可愛がってくれるんだよ。で、後輩は可愛がっていく。
それぐらい頭良かったんだろ?学生時代から。
いつも成績が上位でしたって言うんだから。
だから、そういうのをさらけ出さないで、違うほうに頭良くなんないと。
今度は社会術だね。
生きることを勉強していかないと駄目だよ。
そういうふうに人生術をもうちょっと勉強しないと、
うまくいかなくなるぞ。うん。
先輩と喧嘩したって何もいいことはないからね。
分かりましたか?ン?
よしっ! がんばんなさい。
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梅沢富美男
1950年11月9日生まれ。福島県福島市出身。「梅沢富美男劇団」座長。大衆演劇隆盛期に活躍した花形役者の父・梅沢清と娘歌舞伎出身の母・竹沢龍千代の5男(8人兄弟の5男)として誕生。1歳7ヶ月で初舞台を踏み、15歳から兄・武生が座長を務める「梅沢武生劇団」で本格的に舞台に立つ。その後、20代半ばで舞踊ショーの女形が話題となり、一躍大衆演劇界のスターに。2012年、兄・武生から劇団を引き継ぎ、座長に。舞台では二枚目から三枚目、艶やかな女形まで幅広い役をこなし、脚本・演出・振付も手がける。そのほか、テレビドラマや映画などにも俳優として多数出演。
梅沢富美男
「下町の玉三郎」とも呼ばれ、梅沢富美男の代名詞ともいえる女形。普段の強面からは想像もつかないほど、妖艶な美しさを 醸し出すその姿が生まれるきっかけとなったのは、富美男が役者として伸び悩んでいた26歳の頃。「お前、女形をやってみないか?」という兄・武生からの提案がきっかけであった。突然の話にさっぱり理解できなかったが、座長の命令には背くことができない。仕方なく、「女性の観察・研究」を始めた。銭湯から出てくる湯上がりの女性を観察している時に不審者と間違われて警察に連行されたのは有名な話。さらに、母・龍千代から、色香漂う舞や仕草を徹底的に叩き込まれたという。メイクによる変貌ぶりだけでなく、立ち振る舞いや所作の美しさこそが、梅沢富美男演じる女形の真髄といえる。
梅沢富美男
大衆演劇のスターとなった梅沢富美男が歌の世界に飛び込んだのは、1982年のこと。小椋佳作詞・作曲による『夢芝居』が、大ヒット。3万枚売れればヒット曲といわれた時代にあって、48万枚のセールスを記録。1983年には同曲で『第34回紅白歌合戦』に出場し、一躍歌謡界のトップスターの仲間入りを果たす。その低音ボイスは、艶やかな女形姿とは一転、男の色香を発する。2012年にリリースされたNHK東日本大震災復興応援ソング『花は咲く』(花は咲くプロジェクト)にボーカルとして参加。
梅沢富美男
近年、テレビのバラエティ番組やワイドショーのコメンテーターとしても活躍。歯に衣着せぬ毒舌トークと曲がった事を嫌う 頑固オヤジキャラクターは、すっかりお茶の間にも定着。義理人情を大事にする一本気な性格が、ときに行き過ぎてしまうこともあり、ネットで炎上することもしばしば…。
梅沢富美男
芸能人の中でも、料理の腕は折紙付き。若いころに劇団の料理番を務め、寿司屋で修行したこともある。テレビなどで料理を披露するようになり、その腕前が話題に。テレビ朝日『愛のエプロン』のグランドチャンピオン決定戦では優勝を果たす。和食から洋食、中華、イタリアンまで、あらゆる料理のレシピが頭に入っており、ある材料だけを使って手早く料理するのも大の得意。地方公演などで時間ができると、気になったお店に飛び込み、板前やシェフに食材・作り方を取材し、料理レパートリーを増やしているという。