梅沢さん助けて下さい。
今、16歳の弟のことで家族が困っています。
弟は学校に自力で行かず、毎日母親の車で連れて行ってもらっていたり(しかも毎日遅刻ギリギリなんです)例え遅刻しようと、なんら悪びれた素振りをみせないし、母親に乱暴な口をきいたりと周りに迷惑をかけまくっているんです。しかも、本人は自分が周りに迷惑をかけていると自覚していないようだし、また無断遅刻や無断欠席をしても、それが悪いことだとも自覚していないようなんです。ただ唯一幸いといいますか、学校でも家庭でも暴力をふるったり、非行にはしったりはしていないみたいなんです。
どうにかして弟を素直にしたい、弟に真面目に時間通りに学校に行って欲しい、自分の行動に責任を持って欲しい…と思うんですがなかなかうまくいきません。弟の学校の教頭先生とも相談したのですが「怒らないであげてほしい、わだかまりが無くなるまで弟の言いたいことを聞いてあげてくれ」と言われました。
それでもどうしていいのか分かりません。今日も授業が始まった時間になってやっと学校に行った有様なんです。実は、私は浪人生なので私もただでさえ家族に迷惑をかけているのに、弟までこの有様なので両親が心配でなりません。梅沢さん、どうかよろしくお願いします。
<音声は返答の一部をアップしています>
困ったもんだなぁ弟、おぉっ?そりゃ、小さい時に送っていくのはそりゃわかるや。なぁ?うーん。でも、そりゃおかしいだろう?16にもなって、えー?
もう立派な、お前…なんだ…男にもなってんだろう?!口じゃ言えねえけどさ、こんなことはね。よく梅沢さんが言うんだ、あぁ。
「ほんとに、どっかに毛が生えたんだったら、もう十分な大人だよ。」
ってなことを言うんだけどさ。ちょっと言うと卑猥になるから言いたかないけど、そりゃあ、ちょっとふざけてるな。お兄ちゃんだったらなんとかしてやれ!えー?!お前さんが浪人しているからって関係ねぇよ、おぉ。弟にきちっと言ったほうがいい。
でも今、本当に一番いけねぇのはな、叱るときに真剣に叱ってやらねぇといい加減に聞いてるからよ。そうすると「家庭内暴力とか・・・」何言ってんだよー!!16歳だったら20歳のお兄ちゃんだろう?腕力で負けるこたぁねぇ!でもケンカするこたぁねぇけどな、うん。でも、しっかり怒ってやるべきだ。でないと、おかしくなるぞ!!
それからもう一つ。「わだかまりが無くなるまで、弟の言いたいことを聞いてあげてくれ」って、言ってんだったな?教頭先生うん。・・・ってことはさ、その教頭先生に弟が何か喋ってんだと思うよ。家庭の中はどうなのか、また自分が悩んでいることなのか、どんなことを喋ったか梅沢さんには分からねぇけど、教頭先生に言ってると思うよ。もう一回、教頭先生に聞いてみな!あぁ。
それで相談してやったら?聞いてやったら?でないとコイツ、駄目になるぞ!うん。そんな子に育てちゃ駄目だ、うん。だから!お前さんがおっかさんやおとっつぁんに相談して、弟を入れて4人で!弟の言いたいことを聞いてやるんだ。
今、どんなことを思っているのか。間違ってること、それは間違ってるぞ!!どうして間違っているのかってちゃんと説明をしてやりゃー分かるはずだから、ね?兄貴として頑張んな。
それからお前さん、浪人だって?頑張れよー!ん?弟になめられるなよ!頑張れ!
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梅沢富美男
1950年11月9日生まれ。福島県福島市出身。「梅沢富美男劇団」座長。大衆演劇隆盛期に活躍した花形役者の父・梅沢清と娘歌舞伎出身の母・竹沢龍千代の5男(8人兄弟の5男)として誕生。1歳7ヶ月で初舞台を踏み、15歳から兄・武生が座長を務める「梅沢武生劇団」で本格的に舞台に立つ。その後、20代半ばで舞踊ショーの女形が話題となり、一躍大衆演劇界のスターに。2012年、兄・武生から劇団を引き継ぎ、座長に。舞台では二枚目から三枚目、艶やかな女形まで幅広い役をこなし、脚本・演出・振付も手がける。そのほか、テレビドラマや映画などにも俳優として多数出演。
梅沢富美男
「下町の玉三郎」とも呼ばれ、梅沢富美男の代名詞ともいえる女形。普段の強面からは想像もつかないほど、妖艶な美しさを 醸し出すその姿が生まれるきっかけとなったのは、富美男が役者として伸び悩んでいた26歳の頃。「お前、女形をやってみないか?」という兄・武生からの提案がきっかけであった。突然の話にさっぱり理解できなかったが、座長の命令には背くことができない。仕方なく、「女性の観察・研究」を始めた。銭湯から出てくる湯上がりの女性を観察している時に不審者と間違われて警察に連行されたのは有名な話。さらに、母・龍千代から、色香漂う舞や仕草を徹底的に叩き込まれたという。メイクによる変貌ぶりだけでなく、立ち振る舞いや所作の美しさこそが、梅沢富美男演じる女形の真髄といえる。
梅沢富美男
大衆演劇のスターとなった梅沢富美男が歌の世界に飛び込んだのは、1982年のこと。小椋佳作詞・作曲による『夢芝居』が、大ヒット。3万枚売れればヒット曲といわれた時代にあって、48万枚のセールスを記録。1983年には同曲で『第34回紅白歌合戦』に出場し、一躍歌謡界のトップスターの仲間入りを果たす。その低音ボイスは、艶やかな女形姿とは一転、男の色香を発する。2012年にリリースされたNHK東日本大震災復興応援ソング『花は咲く』(花は咲くプロジェクト)にボーカルとして参加。
梅沢富美男
近年、テレビのバラエティ番組やワイドショーのコメンテーターとしても活躍。歯に衣着せぬ毒舌トークと曲がった事を嫌う 頑固オヤジキャラクターは、すっかりお茶の間にも定着。義理人情を大事にする一本気な性格が、ときに行き過ぎてしまうこともあり、ネットで炎上することもしばしば…。
梅沢富美男
芸能人の中でも、料理の腕は折紙付き。若いころに劇団の料理番を務め、寿司屋で修行したこともある。テレビなどで料理を披露するようになり、その腕前が話題に。テレビ朝日『愛のエプロン』のグランドチャンピオン決定戦では優勝を果たす。和食から洋食、中華、イタリアンまで、あらゆる料理のレシピが頭に入っており、ある材料だけを使って手早く料理するのも大の得意。地方公演などで時間ができると、気になったお店に飛び込み、板前やシェフに食材・作り方を取材し、料理レパートリーを増やしているという。