私の母は、私が小学校一年生の時に離婚して、現在はは、私と弟の三人で暮らしています。母はとても気丈な人で、離婚した後は一生懸命働いてくれました。私はそのおかげで先日第一希望の高校に合格することができ、毎日高校に通っています。
相談ですが、母には現在恋人がいます。よく私達と遊んでくれます。とても優しくて楽しい人で、私も弟もその人が大好きです。しかし、母とその人の間ではたまに『結婚』の話しが出るそうで、私はその話しを聞いたとき凄く複雑な気分になりました。
この人がお父さんだったら楽しそうだなぁ…そう思ったことはあります。でも、やっぱりその事が現実になることを考えると、私は不安で仕方ありません。
弟はまだこの事を知りません。弟は羨ましいくらいにおおらかな正確なので、母が再婚しても多分大丈夫だと思います。でも、姉である私が、どうしても母に笑って『(再婚しても)いいよ』と言うことができないのです。
年齢的に考えても、母と母の恋人はまだ40代で、十分再婚して幸せになれると思います。母には幸せになって欲しいけど、自分の心の整理がつかない…大好きな母の幸せを心から願うことができない自分に、嫌気が差し始めています。
<音声は返答の一部をアップしています>
うーん…複雑な話だなぁー。
いやぁ、梅沢さんもねぇ、こういう話はよく聞くけどさ。生半可なことで答えなんか出せないからなっ。
でもね、シノちゃん・・・
お前さんのために、お母さんもこれまで一生懸命働いて、ねっ。高校合格もして、やってくれたわけだからさ・・・それで今、「結婚したい」ってお母さんが言うんだったら応援してあげな。だってさ、お母さんまだ40代でしょ?うん。まだ結婚できるんだよ。大袈裟なことを言うと子供もつくれるんだ。
また第二の人生というか、お前さん達が手が離れてきて、ちょっとその気になったんじゃないかな?そしたら応援してやったらどうだい、ん?
お前さんも15歳だから、もう立派な大人だよ。大人っていうか、ねぇ、もう判別分かるわけだから。お母さんの気持ちも分かるし・・・お前さんの気持ちもそりゃあわかるよー。
だって、そうだろう。知らない人が入ってきて、今度「お父さん」って言わなきゃなんないんだろうからな、うん。それもちょっと辛いけど、弟もそのことはきっと理解すると思うよ。だから、お母さんの幸せを心から願ってあげな、ねっ。
「そんな自分のことを、嫌気が差し始めています」なんて言わないで、ん?お前さんだって、こんだけのことを考えてくれてるんだから。立派な娘だよ!
にっこり笑って応援してやったら?
頑張ってね。
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梅沢富美男
1950年11月9日生まれ。福島県福島市出身。「梅沢富美男劇団」座長。大衆演劇隆盛期に活躍した花形役者の父・梅沢清と娘歌舞伎出身の母・竹沢龍千代の5男(8人兄弟の5男)として誕生。1歳7ヶ月で初舞台を踏み、15歳から兄・武生が座長を務める「梅沢武生劇団」で本格的に舞台に立つ。その後、20代半ばで舞踊ショーの女形が話題となり、一躍大衆演劇界のスターに。2012年、兄・武生から劇団を引き継ぎ、座長に。舞台では二枚目から三枚目、艶やかな女形まで幅広い役をこなし、脚本・演出・振付も手がける。そのほか、テレビドラマや映画などにも俳優として多数出演。
梅沢富美男
「下町の玉三郎」とも呼ばれ、梅沢富美男の代名詞ともいえる女形。普段の強面からは想像もつかないほど、妖艶な美しさを 醸し出すその姿が生まれるきっかけとなったのは、富美男が役者として伸び悩んでいた26歳の頃。「お前、女形をやってみないか?」という兄・武生からの提案がきっかけであった。突然の話にさっぱり理解できなかったが、座長の命令には背くことができない。仕方なく、「女性の観察・研究」を始めた。銭湯から出てくる湯上がりの女性を観察している時に不審者と間違われて警察に連行されたのは有名な話。さらに、母・龍千代から、色香漂う舞や仕草を徹底的に叩き込まれたという。メイクによる変貌ぶりだけでなく、立ち振る舞いや所作の美しさこそが、梅沢富美男演じる女形の真髄といえる。
梅沢富美男
大衆演劇のスターとなった梅沢富美男が歌の世界に飛び込んだのは、1982年のこと。小椋佳作詞・作曲による『夢芝居』が、大ヒット。3万枚売れればヒット曲といわれた時代にあって、48万枚のセールスを記録。1983年には同曲で『第34回紅白歌合戦』に出場し、一躍歌謡界のトップスターの仲間入りを果たす。その低音ボイスは、艶やかな女形姿とは一転、男の色香を発する。2012年にリリースされたNHK東日本大震災復興応援ソング『花は咲く』(花は咲くプロジェクト)にボーカルとして参加。
梅沢富美男
近年、テレビのバラエティ番組やワイドショーのコメンテーターとしても活躍。歯に衣着せぬ毒舌トークと曲がった事を嫌う 頑固オヤジキャラクターは、すっかりお茶の間にも定着。義理人情を大事にする一本気な性格が、ときに行き過ぎてしまうこともあり、ネットで炎上することもしばしば…。
梅沢富美男
芸能人の中でも、料理の腕は折紙付き。若いころに劇団の料理番を務め、寿司屋で修行したこともある。テレビなどで料理を披露するようになり、その腕前が話題に。テレビ朝日『愛のエプロン』のグランドチャンピオン決定戦では優勝を果たす。和食から洋食、中華、イタリアンまで、あらゆる料理のレシピが頭に入っており、ある材料だけを使って手早く料理するのも大の得意。地方公演などで時間ができると、気になったお店に飛び込み、板前やシェフに食材・作り方を取材し、料理レパートリーを増やしているという。