親がむかつく。
つまらんサラリーマンのくせに、偉そうに説教。梅沢さんのような器の人にいわれるなら認めるけど。別に、生んでくれと頼んだわけでもないのに、偉そうに「誰のお陰で・・・」とか言ってきて、早くこんな家出たい。
<音声は返答の一部をアップしています>
馬鹿野郎!!
くだらねぇこといってんじゃねぇぞ、ほんとに。ん?
「つまらんサラリーマン」
って、なんなんだその言い方。お前さんでかくしてもらってんだろう、お父さんとお母さんに。
「梅沢さんのような器の人に言われるなら認めるけど」
って、お父さんをどうして尊敬できねぇんだ?よぉ!
「生んでくれと頼んだわけでもないのに」
って、ふざけたこと言ってるんじゃねぇぞ、この野郎ほんとに・・・。
「早くこんなうち出たいです」
って、おめぇ高一だろ!親のすねかじっていきてるんだろ。
親のすねかじってるんだったら、親の言うこと聞け!
かじりたくないんだったら、表に出て何でもやれ!てめぇ独りで。
あぁ、高一だって立派な人間だ、あぁ。
表に出て、てめぇで生きていけるんだったら、やってみりゃいいだろ、
じゃあ。
世の中、どんっな恐ろしいところか・・・
高一なんつったら誰にも相手にしてくれねぇぞ!お前が何かやるって
言ったら警察沙汰になるんだよみんな。
ハァー・・・ふざけたこと言うなよ、ほんっとに・・・えぇ?
「偉そうに誰のお陰でとか言ってきて」
って、あのなぁ・・・お前さん、赤ちゃんのときからお父さんお母さん
一生懸命育てたんだぞ。
「つまらんサラリーマン」
って、じゃあ何がつまるんだ?
サラリーマンやってたって・・・
役者やってたって・・・・
え?
上下関係があって・・・
縦の線があって・・・
色々人間関係があって・・・
そこん中で、お父さんお母さんいきてんだよぉ。
そして、お前さんたちを育ててるんだよぉ。
その親になんてくだらねぇこというんだよ・・・
じゃあ、お前さんの中で、いいお父さんってのはどんなお父さんなんだ。
説明してみろ!・・・そうだろ?
だからな、親を馬鹿にしちゃだめだ。
人を馬鹿にしちゃだめだ。
うん?何度も何度も言うけれど、
「生んでくれと頼んだわけじゃない」
なんてくだらねぇこと、思っちゃ駄目!これから二度と言うなよ。
まして女の子なんだから。ねぇ。
お前さん高校一年で、世の中に出てごらんよ。
お前さんにどんなことが起きるか。
考えただけでゾーっとするよ・・・
そりゃぁねぇ、梅沢さん他人だからさ。チッ、なんだか勝手なこと
言ってると思いがちだろうけど、俺の子供だったらただじゃおかないよ!
ほんっとに。
お父さんお母さんだって、どんなに苦労してお前さんのこと育てたか・・・。
16だろぉ、え?
16の子が何が分るんだよ世の中のことなんか。
高校一年生だったら頑張って勉強しな、勉強することがお前さんの仕事なんだよ。
まだまだ世の中のおめぇ、うんちくもわからねぇ。えぇ?
世の中の浮き沈みも分からねぇ。そんな子が、そんな偉そうなことを
言っちゃだめだよ。
え?親の悪口なんか言うなよ。
ねぇ。まっ、人生なんてさ。
チッ、反抗期もありゃあ、ねぇ、思春期も来るだろうし、色々あるだろう
けどね。
これから気をつけて、そんなこと思っちゃだめだよ。
分かったね?きっといい子なんだから。
「ムカツク」なんて流行語つくんじゃねぇよ!
親にムカツクなんて、無礼千万だ!
そんな罰当たりなこと言うんじゃねえぞ、なっ。
頑張って勉強して、素敵な女の子になりな。
わかったね。
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梅沢富美男
1950年11月9日生まれ。福島県福島市出身。「梅沢富美男劇団」座長。大衆演劇隆盛期に活躍した花形役者の父・梅沢清と娘歌舞伎出身の母・竹沢龍千代の5男(8人兄弟の5男)として誕生。1歳7ヶ月で初舞台を踏み、15歳から兄・武生が座長を務める「梅沢武生劇団」で本格的に舞台に立つ。その後、20代半ばで舞踊ショーの女形が話題となり、一躍大衆演劇界のスターに。2012年、兄・武生から劇団を引き継ぎ、座長に。舞台では二枚目から三枚目、艶やかな女形まで幅広い役をこなし、脚本・演出・振付も手がける。そのほか、テレビドラマや映画などにも俳優として多数出演。
梅沢富美男
「下町の玉三郎」とも呼ばれ、梅沢富美男の代名詞ともいえる女形。普段の強面からは想像もつかないほど、妖艶な美しさを 醸し出すその姿が生まれるきっかけとなったのは、富美男が役者として伸び悩んでいた26歳の頃。「お前、女形をやってみないか?」という兄・武生からの提案がきっかけであった。突然の話にさっぱり理解できなかったが、座長の命令には背くことができない。仕方なく、「女性の観察・研究」を始めた。銭湯から出てくる湯上がりの女性を観察している時に不審者と間違われて警察に連行されたのは有名な話。さらに、母・龍千代から、色香漂う舞や仕草を徹底的に叩き込まれたという。メイクによる変貌ぶりだけでなく、立ち振る舞いや所作の美しさこそが、梅沢富美男演じる女形の真髄といえる。
梅沢富美男
大衆演劇のスターとなった梅沢富美男が歌の世界に飛び込んだのは、1982年のこと。小椋佳作詞・作曲による『夢芝居』が、大ヒット。3万枚売れればヒット曲といわれた時代にあって、48万枚のセールスを記録。1983年には同曲で『第34回紅白歌合戦』に出場し、一躍歌謡界のトップスターの仲間入りを果たす。その低音ボイスは、艶やかな女形姿とは一転、男の色香を発する。2012年にリリースされたNHK東日本大震災復興応援ソング『花は咲く』(花は咲くプロジェクト)にボーカルとして参加。
梅沢富美男
近年、テレビのバラエティ番組やワイドショーのコメンテーターとしても活躍。歯に衣着せぬ毒舌トークと曲がった事を嫌う 頑固オヤジキャラクターは、すっかりお茶の間にも定着。義理人情を大事にする一本気な性格が、ときに行き過ぎてしまうこともあり、ネットで炎上することもしばしば…。
梅沢富美男
芸能人の中でも、料理の腕は折紙付き。若いころに劇団の料理番を務め、寿司屋で修行したこともある。テレビなどで料理を披露するようになり、その腕前が話題に。テレビ朝日『愛のエプロン』のグランドチャンピオン決定戦では優勝を果たす。和食から洋食、中華、イタリアンまで、あらゆる料理のレシピが頭に入っており、ある材料だけを使って手早く料理するのも大の得意。地方公演などで時間ができると、気になったお店に飛び込み、板前やシェフに食材・作り方を取材し、料理レパートリーを増やしているという。