結婚しない女性が増えているといいますが、
私もそのひとりです。
女が30歳過ぎて結婚せずに働いていると、
結婚できないかのように同情されますが、そうではなくて、
『結婚しないこと』を選択しているのです。
こちらの人生相談もそうですが、
結婚して幸せな人の話はありませんよね。
ほとんどの方が、不倫、離婚、夫への不満、子育ての悩みばかりで、
人生の大半、結婚したことにより、
悩みが増えているのだと思います。
私からしてみれば、なぜそんなに結婚をしたがるのかが
理解できません。人間は動物ですから、
一人の人を一生愛するなんて不可能なのです。
それなのに、無理をして周りに流されて結婚するから、
おかしなことになるのではないのでしょうか?
梅沢さんも2度結婚されているということですが、
梅沢さんにとって結婚とはなんですか?
まぁ、
「世の中の人が、なんで結婚するのか、したいのか、私には分からねぇ」
って、俺に相談されたって困んなー
そうだろ?
お前さん、したくないんだろ?
しなきゃいいじゃねぇかよ。ン?
お前さんが決めたことだよ。
それを、
「梅沢さんにとって結婚とは何ですか?」
って言われたって、お前さんの世界と、スーッ、
俺たちの結婚世界とは違うわけだからさ。
俺がいくら言ったって、お前さん、結婚しないんだろ?ン?
結婚しないんだったら、
相談もなにもあったもんじゃねぇだろう。
ただね、
やっぱりお前さんには家族がいるんだよ。一族が。
まぁ、お前さんが長女か、次女か、
三女か分からんけどさ。ねぇ。
まっ、もしうちだったら、
うちは『イケダ』って言うんだよ、本名がね。
で、『イケダ家』ってのがいてさぁ、跡取りがいなくなると、
これは辛いことだよ。寂しいことだよ。ン?
だから、みんな結婚もするんだろうし、
また子供が欲しいと思って女性は結婚するんだろうし。うん。
子孫繁栄、
自分達の一族を残そう!
んで結婚するんじゃないの? ン?
やっぱり結婚観ってのはそれぞれあるからね。
お前さん、結婚したくないんだったら、
ずっとしなきゃいいんだよ。うん。
それはお前さんの人生だから。
そうでしょ? うん。
いやっ、スーッ、やっぱり人間それぞれあるからね。
そんなこと俺がお前さんにどんなに喋ったって、
お前さん、理解できるはずがないんだから。
だから一生、結婚なんか
しないほうがいい。
ねっ?
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梅沢富美男
1950年11月9日生まれ。福島県福島市出身。「梅沢富美男劇団」座長。大衆演劇隆盛期に活躍した花形役者の父・梅沢清と娘歌舞伎出身の母・竹沢龍千代の5男(8人兄弟の5男)として誕生。1歳7ヶ月で初舞台を踏み、15歳から兄・武生が座長を務める「梅沢武生劇団」で本格的に舞台に立つ。その後、20代半ばで舞踊ショーの女形が話題となり、一躍大衆演劇界のスターに。2012年、兄・武生から劇団を引き継ぎ、座長に。舞台では二枚目から三枚目、艶やかな女形まで幅広い役をこなし、脚本・演出・振付も手がける。そのほか、テレビドラマや映画などにも俳優として多数出演。
梅沢富美男
「下町の玉三郎」とも呼ばれ、梅沢富美男の代名詞ともいえる女形。普段の強面からは想像もつかないほど、妖艶な美しさを 醸し出すその姿が生まれるきっかけとなったのは、富美男が役者として伸び悩んでいた26歳の頃。「お前、女形をやってみないか?」という兄・武生からの提案がきっかけであった。突然の話にさっぱり理解できなかったが、座長の命令には背くことができない。仕方なく、「女性の観察・研究」を始めた。銭湯から出てくる湯上がりの女性を観察している時に不審者と間違われて警察に連行されたのは有名な話。さらに、母・龍千代から、色香漂う舞や仕草を徹底的に叩き込まれたという。メイクによる変貌ぶりだけでなく、立ち振る舞いや所作の美しさこそが、梅沢富美男演じる女形の真髄といえる。
梅沢富美男
大衆演劇のスターとなった梅沢富美男が歌の世界に飛び込んだのは、1982年のこと。小椋佳作詞・作曲による『夢芝居』が、大ヒット。3万枚売れればヒット曲といわれた時代にあって、48万枚のセールスを記録。1983年には同曲で『第34回紅白歌合戦』に出場し、一躍歌謡界のトップスターの仲間入りを果たす。その低音ボイスは、艶やかな女形姿とは一転、男の色香を発する。2012年にリリースされたNHK東日本大震災復興応援ソング『花は咲く』(花は咲くプロジェクト)にボーカルとして参加。
梅沢富美男
近年、テレビのバラエティ番組やワイドショーのコメンテーターとしても活躍。歯に衣着せぬ毒舌トークと曲がった事を嫌う 頑固オヤジキャラクターは、すっかりお茶の間にも定着。義理人情を大事にする一本気な性格が、ときに行き過ぎてしまうこともあり、ネットで炎上することもしばしば…。
梅沢富美男
芸能人の中でも、料理の腕は折紙付き。若いころに劇団の料理番を務め、寿司屋で修行したこともある。テレビなどで料理を披露するようになり、その腕前が話題に。テレビ朝日『愛のエプロン』のグランドチャンピオン決定戦では優勝を果たす。和食から洋食、中華、イタリアンまで、あらゆる料理のレシピが頭に入っており、ある材料だけを使って手早く料理するのも大の得意。地方公演などで時間ができると、気になったお店に飛び込み、板前やシェフに食材・作り方を取材し、料理レパートリーを増やしているという。